症例 上顎大臼歯再根管治療経過症例の供覧 2026.08.05 【背景】 当院通院中の患者さん 上顎大臼歯部にある補綴済みの歯に違和感を覚え、精査したところ根尖病変を認め、根の状況から、今回の歯内療法を最後にし、セラミック修復を行い長期経過を維持できる状況にした方が良いことを説明し、専門医による歯内療法を受けていただくことに お費用はかかるものの、大臼歯であることと、上顎であることを考慮すると、抜歯になりインプラントが選択肢になった場合、費用はもとより、サイナスリフトなどの侵襲が大きな治療を受ける必要性を考慮すると、このタイミングで決定していただいたことは非常に大切だと考える 【治療回数・時間】 回数 90分/回 2回 【治療方法】 ラバーダムを使用し、除去 洗浄 拡大 充填をプロトコールに従って行い、直接支台築造をおこない、補綴医に引き継ぐ ー治療前ー ー治療直後ー ー治療半年経過ー 【総括】 レントゲン写真からもわかるように、半年経過で根尖病変の消失傾向が見られ、無事治癒に向かっていることが認められる 上顎大臼歯は下顎と異なり、抜歯後の治療方法でインプラントを選択する場合、複雑になる症例が、我々日本人の骨格的に多い そのため、欧米人と比較して、歯内療法の精度に対する比重がとても高くなり、再治療への介入を極力減らすことが、長期経過を考慮する上で重要である PESCEJ 認定専門医 野田哲朗 この記事のタイトルとURLをコピーする