症例 上顎側切歯予防的再根管治療 2025.09.24 【主訴】 以前治療したセラミックの周りの歯茎が黒くなってきたので取り替えてほしい 【背景】 昔のセラミックは陶材焼き付け鋳造冠。俗にメタルボンド冠と言って、貴金属に高温で陶材(セトモノ)を焼き付けて作製するセラミックが70年代以降長きに渡って 使用されてきたが、材質の進化により、使用頻度は減ってきた。特に前歯で使用した場合、金属イオンの溶出の影響で歯茎が黒ずむことによる審美障害、メタルコアを使用することによる歯牙破折のリスクを考慮した場合、専門医による歯内療法後、直接支台歯築造を行い、オールセラミックによる修復を行うこととした 治療前 治療後 【治療回数】 2回 【治療方法】 ラバーダム防湿を行い、通法通り処置を行い、 根管治療充填、直接支台歯築造後、補綴担当医へ 【治療期間】 1ヶ月 【治療担当医】PESCEJ歯内療法認定専門医 野田哲朗 この記事のタイトルとURLをコピーする